日本語の文章を書くときに、文の終わりには読点(まる)、文の区切りには句点(てん)を記入する。
これが、世間一般的なルールだと思っていました。
小学校でもそう教わりますよねえ・・・
今回のロボカップジュニア・ジャパンオープン愛知2026で、さまざまな文章を作成する中で、最初に違和感があったのがチームへの質問文。(やそこにある回答例の文)
句点(、)ではなくカンマ(,)になっていたり、読点(。)もピリオド(.)になっていたり・・・
なんで、日本語なのにカンマ(,)やもピリオド(.)になっているの?
というのが、私の正直な感想でした。
違和感があったので、私は担当する部分はすべて句点(、)と読点(。)に変更しました。
(ふぅ、これでOK!)
で・・・もう一度違和感があったのが、競技会報告の文章を読んだ時です。
こちらは、昨年の文章が例として提示されていて、その例がカンマ(,)やもピリオド(.)になっているので・・・今年の作成者も、それにあわせて資料を作成していました。
う~ん、これは、私がズレているのでしょうか?
それとも、いまの小学校では、日本語の文章を書く時には(句点と読点ではなく)カンマ(,)やもピリオド(.)で書くように指導しているのでしょうか?
早速ググってみると・・・様々なことがわかりました。
まず、「小学校で教えているのは、句点と読点」ということで、これは変わっていません。(うん、ここまでは、私は非常識ではない・・・)
で・・・ここからが本題
・縦書きの文章を書く場合は句点と読点
・横書きの文章を書く場合は句点と読点・・・だけどカンマとピリオドでもいい。
(なぬっ!)
特に、理工学系の文書や医学系は、カンマとピリオドが多い・・・らしいです。
だから、大学生や最近まで大学生だった人たちは、カンマとピリオドの文章を書くこと(読むこと)に違和感が無いようです。
さらに、法律系はカンマと読点(。)という、また妙な組み合わせで判決文書が書かれていたそうです。
じゃあ、なんで、大学生や医学系、法律系はカンマとピリオド文化なのか・・・?
理由については、いろいろな説がありそうです。(単に援英語表記に寄せているとか)
で、一番ありそうなのが・・・
昭和27年4月4日 に 内閣官房長官 が 各省の次官あてに出した 「公用文改善の趣旨徹底について」と言う文書です。
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/sanko/koyobun/pdf/yoryo_ver02.pdf
ここには、「公用文作成の要領」として、日本語の文章の表記方法はこうしなさい・・・ということがいろいろと書かれています。
この中に・・・なんと・・・
句読点は,横書きでは「,」および「。」を用いる。
と書かれています。

そうすると・・・大人の文章としては、本来は、カンマ(,)と句点(。)が正しいかった・・・らしいです。
いゃっ、全く知りませんでした。
大学の論文や医学関係、法律関係の文書も、これに合わせていたのではないかと、想像しています。
で・・・上の文で「正しかった」と過去形にしたのには、理由があります。
公用文作成の考え方が再考されて
ここに、令和4年1月11日(2022年)に掲載されました。
そこには・・・
句点には「。」(マル)読点には「、」(テン)を用いることを原則とする。横書きでは、
読点に「,」(コンマ)を用いてもよい。ただし、一つの文書内でどちらかに統一する。
と書かれました。

なので・・・
原則として、てん(、)とまる(。)を使用する。(ただ、てんの代わりにカンマでも、まあ良いか・・・ということ)
で、早速法系の文書は、てん(、)とまる(。)に変更されたようです。
ということで、カンマとまるの文章も間違いではないことはわかりました。
ただ、まあ、原則に従って・・・大学の論文や医学系なども、段々とてん(、)とまる(。)になっていくと想像します。